「シャンシャン」検疫のようす
上野動物園公式サイトで、シャンシャンの検疫の様子が公開されたよ。
検疫初日は、シャンシャンがびっくりしないように、防護服の一部を身につけたり、短時間だけ防護服を着て対面したりしたんだって。
シャンシャンは、初めは少し驚いたり戸惑ったりしていたそうだよ。
そうだよね。ほぼ顔が見えない全身白づくめの顔が人が現れたらびっくりするよ。
でもね、知ってる人だと思ったみたいで、すぐにこれまでどおりの反応になったそうだよ。
この写真、安心感を感じているにこやかな感じだよね。
シャンシャンはこの数年間でトレーニングを重ね、撮影にも成功していた実績がありましたが、なぜか検疫が始まる少し前から、トレーニングの途中で集中を欠いたり、撮影部屋に入らずに歩き回ってしまったりすることが多くなり、練習での事前撮影もうまくいかないまま検疫に突入してしまいました。
頭のいい子なので、いつもと違う雰囲気を感じ取っていたのかな?
1月23日は撮影範囲が不十分だったため失敗。
翌週の1月30日には撮影部屋を開けてもなかに入ろうとせず、ウロウロと歩き始めてしまいました。
「今日もだめなのか……?」と諦めかけましたが、歩き回るシャンシャンに好物のパンダ団子とリンゴを与えたところ、少し気持ちが替わったようで、なんとか部屋の中まで誘導することができました。
シャンシャンの集中が途切れないようこまめに声をかけ、ときどきパンダ団子とリンゴを多めに与えてやる気を維持しながら、やっとの思いで複数回の撮影をこなしました。