楓浜、トレーニングでの採血に成功!

ふうちゃんは、2023年4月から⿇酔や体の保定をせずに採血をするトレーニングを始めたそうだよ。
5月に初めて獣医が実際に注射器の針を刺し、採血をしてみたそうだけど、針が少し痛かったみたいで、トレーニングを中断したこともあったとか。
そうだよね、痛いよね。びっくりするよね。

少しずつトレーニングを重ね、2023年7月4日にトレーニングでの採血に初めて成功したんだって。すごいぞ、ふうちゃん。

アドベンチャーワールドでは健康管理のために月1回採血をし、血液検査を行っているそうです。ふうちゃんは今後も継続的に月1回の血液検査が行われるそうです。

採⾎を無⿇酔下で⾏うメリット

アドベンチャーワールドでは、ジャイアントパンダの採⾎を⿇酔や体の保定なしで⾏うためにハズバンダリートレーニング※を⾏っています。「楓浜」が専⽤のバーを握った際に好物のリンゴを与えるトレーニングを⾏っているため、採⾎の場所では「楓浜」は⾃発的にバーを握り、採⾎が可能な姿勢を取ります。このようにして治療・検査の際に体にかかる負担をできる限り少なくして⾏います。ハズバンダリートレーニングを⾏うことで、動物も飼育スタッフも安全に健康管理を⾏うことが可能になります。 ※ハズバンダリートレーニングとは、動物の世話や治療のために⾏う、動物が不快を感じることなく、⾃発的な受診動作へと誘導するトレーニングのことです。