ふわっと蘇る、シャンシャンの記憶

あの頃の上野に、そっと戻れるような一冊です。
中国・四川でのびのびと暮らすシャンシャン。その姿を思い浮かべるたびに、ふとよみがえるのは、東京で過ごしたやさしい日々。

このフォトブックには、中国の写真家のまなざしを通して切り取られた、上野でのシャンシャンの記憶が丁寧に収められています。どこか懐かしくて、でも新鮮で――まるでアルバムをめくるような、あたたかな時間が流れていきます。

お気に入りの木に登って、ちょこんと腰を下ろす姿。
夢中でリンゴを頬張る、あどけない表情。
そして、ときどき見せるイタズラっぽい視線に、思わずくすっと笑ってしまう。

どのページにも、たくさんの人に愛されて育ったシャンシャンの“ぬくもり”がぎゅっと詰まっています。写真家の視点だからこそ引き出される、何気ない瞬間のきらめきは、見れば見るほど心にやさしく広がっていきます。

ページをめくるたび、あの日の空気や光、そしてシャンシャンの気配までがふわっと蘇るようで、気づけば時間を忘れてしまうほど。忙しい毎日のなかで、ふっと肩の力を抜きたいときにも、そっと寄り添ってくれる存在になってくれそうです。

シャンシャンが好きな方はもちろん、「かわいい」だけでは終わらない、深くあたたかなストーリーを感じたい方にもぴったり。そばに置いて、何度でも開きたくなる、そんなやさしい余韻の残るフォトブックです。