ひとり立ちしてから間もなく1年!アイドル末っ子「楓浜」

2023年3月18日(土)に、読売新聞オンラインで公開された記事を紹介するね。

記事をそのままご紹介します。

和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダ「永明」「桜浜」「桃浜」の3頭が先月、中国へ旅立った。7頭が4頭になり、少し寂しくなったが、2020年に生まれた末っ子の「楓浜」(メス、2歳)は変わらず愛くるしい姿で来園者を楽しませている。
ひとり立ちしてから間もなく1年となるのを前に、飼育スタッフさんに話を聞いた。

楓浜は2022年4月、母親の「 良浜
ラウヒン
」と一緒に過ごした「ブリーディングセンター」を離れて「パンダラブ」へ移りました。ひとり立ちしてからの楓浜の様子は。

小さい頃から好奇心旺盛で元気な性格。ひとり立ちして、さらに磨きがかかっています。遊具をスイスイ登り、高い所でごろごろしたり、ひなたぼっこしたりして元気いっぱいに過ごしています。体の成長に伴い1歩が大きくなり、木登りや遊具での移動もスムーズになりました。
 今年に入って特に食べる量が増え、体重は76キロまで増えました。1日に竹などを15~20キロ近く食べ、うんちの大きさもお姉さんパンダたちと変わらないくらいになっています。

好物は何ですか。

楓浜はおやつが大好きで、一番の好物はリンゴ。仁王立ちになってスタッフに「ほしい!」とアピールする姿がかわいいです。あげないとずっとこちらを見てくるので、1日1個を目安に、小さく切ってこまめに与えています。また、与えた竹が気に入らないと、スタッフをじっと見つめてきます。グルメな永明に似たのかもしれません。

 リンゴやニンジンをくれそうなスタッフの気配を感じると、遊具の高い所からでも「はやく行かなきゃ~」という感じで落ちて近道をしながら近づいてきます。他のパンダだったら慎重に遊具から降りるんだけど、ちょっと横着なところがあるのかな。

仁王立ちして「ほしい!」アピールするなんて最高にかわいい。
この間まで、どんな竹でも食べる「良浜」似と紹介されていたのに、グルメになってきたんだね。永明さんに似てきたかな?